「側弯症で肩が挙がりづらくなっていた症状」が腰の施術で改善した事例
『側弯症』について
『側弯症』とは正常の背骨の走行に対して横に歪んだ状態をいいます。
酷くなると手術をして背骨にボルトを入れて補正する場合もあるので早めの対処が必要です。
特に横座りをしたり骨盤に捻じれが生じると起こりやすい傾向にあります。
当院ではこの筋力で補正できるレベルの『側弯症』に遭遇することが多々あります。
ご自身でチェックする場合は腰の前屈をすると片方の背中が盛り上がって見えると『側弯症』になっている可能性があるので要チェックです!
参照:https://mitsubaseikotsuin.com/?page_id=3397
50代 女性 肩の痛みで来院された方の症例
初回来院時カウンセリングをしたところ右の肩が挙がりづらく車のシートベルトに手を伸ばすのも困難な状態という訴えで相談を受けました。
まず、検査をしたところ腰の右回旋が非常に硬く前屈をした際左の背中が盛り上がって見えました。
その後、仰向けの状態で肩の検査をしたところ内外旋の可動域が多少悪かったですが『五十肩』みたいに拘縮した状態ではなさそうだったので
『JTA療法』で筋力を戻していく施術を行っていきました!
最初は肩の症状だったので上半身の施術を行い動作を確認したところ、多少肩が挙がりやすくなったもののまだ完全な状態ではありませんでした。
次に下半身の施術を行った後に肩の動きを確認したところ見事スムーズに!特に腰回りの筋力がアップすると肩は正常に動くようになりました!
これには本人もビックリしたようでまさか腰が原因で肩が挙がらなくなっていたとは思いもしなかったようです(笑)
結論をいうと
①腰の筋力低下により骨盤が捻じれ→②背骨の走行が悪くなり『側弯症』に→③その影響で肩甲骨の位置が悪くなり→④肩が挙がらなくなってしまった
このような流れで症状が現れたようです。
この場合は①腰の筋力をアップさせることで肩の痛みや可動域、『側弯症』の症状も根本的に改善していくという流れになります。
最後に腰のセルフケアをお伝えして初回の施術を終了しました。
肩の痛みや挙がらない原因は必ずしも肩に原因があるわけではありません。
また、硬くなっている筋肉をゴリゴリマッサージしたり無理やりストレッチしても改善しません!
どのような症状でも原因は人それぞれですのでなかなか治らない症状でお困りの方は要チェックです!
諫早市、雲仙市近郊で『側弯症』による『腰痛』や『肩痛』などでお困りの方は『みつば整骨院』にご相談ください。